よくある質問
よくある質問
- 技術検定試験・講習会に関する質問
初めて受験するのですが、どのようにしたらよいか教えて下さい。
「基本級資格取得試験(A級)」をご覧下さい。
現在、基本級(A級)の資格を保有しているが、まもなく有効期限が切れるのでどのようにしたらよいか教えて下さい。
現在お持ちの技術証明書に「更新」と記載されてあれば更新試験の手続きを、「継続」と記載されてあれば継続手続の申請をしてください。ホームページに掲載の申込書に記入の上、各メーカーに申請してください。
現在基本級(A級)の資格を保有しているが、専門級に昇格したいのでどのようにしたらよいか教えて下さい。
「専門級資格取得試験」を受験していただくことになります。専門級にはB級とF級の2種類が有ります。詳細は「専門級資格取得試験(B級・F級)」のご案内をご覧下さい。
講習会はいつ受講すればよいか教えて下さい。
講習会は「更新試験」や「継続手続き」を受ける前に必ず受講する必要があります。受講しないと上記の手続きを受けることが出来ませんので注意してください。講習会は毎年東京・大阪は概ね6月と10月その他の地区は6月に開催しております。
詳細は「講習会のご案内」をご覧下さい。現在B級(F級)の資格を保有しているが、新たにF級(B級)の資格を取得したい。
この場合の受験方法を教えてください。専門級B級(F級)の有資格者が新たにF級(B級) を取得する場合、受験方法は下記3パターンから選択できます。
それぞれのパターンにメリットとデメリットがありますので、下記内容をご確認いただき、不明な点がありましたら所属するスタッドメーカーにお尋ねください。
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資格試験の合否により、現在保有している資格がどのようになるのか、検定試験の実施規定を見ても良く分かりません。
基本的には受験した級に合格すればその級の資格が与えられ、不合格となればその級の資格は与えられませんが、特に専門級の試験で不合格となった場合、現在保有している資格、更新時期の組合せおよび受験した級の合否により与えられる資格が異なります。
全ての組合せと与えられる資格については、こちらの一覧表をご参照ください。中でも以下のように特例的な対応もありますが、不明な点がありましたら所属するスタッドメーカーにお尋ねください。
>>詳細ページの先頭へ - スタッド溶接に関する質問
一般的にアーク溶接や半自動溶接では遮光保護具(遮光めがね)が必要と書かれていますが、スタッド溶接では、必要なのでしょうか? |
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スタッド溶接は他の一般的なアーク溶接等の溶接とは少し異なり、短時間で(1秒前後)かつ、溶接補助部材としてアークシールド(フェルール)を用いる溶接方式となります。
溶接時間は非常に短く、かつ、直接的なアーク光線はアークシールドで遮断されている状態であることから、間接的に発生する散乱光・側射光の保護を目的として、日本建築学会 鉄骨工事技術指針・現場施工編では下記記載にありますように、サングラス程度の保護メガネを使用することが望ましいと位置づけています。(下記抜粋) |
スタッド溶接時に使用する、アークシールドはこの強い光線の大部分を遮断する。しかし、長い間の目の保護のためにもサングラス程度の保護メガネを使用することが望ましい。 |
しかし、上記文面からは、どの程度の保護具が必要であるかの判断は難しく、また一般的なサングラスでは保護具としての機能を兼ね備えていないことなどから、当協会ではJIS T 8141又は(JIS同等製品)に規定された遮光度1.4~5程度の遮光保護めがねを推奨いたします。 特に、建設関連でのスタッド溶接作業は、高所作業でかつ、移動しながらの溶接作業がその大半を占めるため、手元・足元が暗くならない遮光度番号を選定する事も安全作業場上、重要となります。また、周囲の作業環境によっては(明るい環境・暗い環境)があるため、上記推奨の遮光度番号からの変更や遮光度の異なる(明・暗)2枚(ダブルレンズ等)を組み合わせて使用するなど作業環境に応じて調整をお願いします。
屋外のスタッド溶接作業において防じんマスクは必要ですか?
平成24年3月に厚生労働省リーフレット「屋外で金属をアーク溶接する作業等が呼吸用保護具の使用対象になります。」(厚生労働省HP)が発行されました。
今回の改正は、屋外におけるアーク溶接作業と屋外における岩石等の裁断等作業においても、屋内で行う場合と同等の扱いとなっております。
2011/年2月に頭付きスタッドのJIS規格が改正されたと聞きましたが、主にどのような点が改正されたのかわかりやすく教えて下さい。
資料「JIS改正のポイント」をご覧下さい。
通常のアーク溶接とスタッド溶接の違いについて教えて下さい。
資料「スタッド溶接とアーク溶接について」をご覧下さい。
16mmの頭部厚みが変更(10→8mm)になりましたが、性能に違いがあるのか教えてください。
資料「頭付きスタッドの寸法変更について(頭部厚の変更)」をご覧下さい。
溶接径による溶接姿勢の制限について教えてください。
資料「頭付きスタッドの溶接姿勢について」をご覧下さい。
頭付きスタッド以外の溶接も行っているがこの技術証明書で溶接作業はできるのか教えて下さい。
当協会のスタッド溶接技術検定試験の資格認定は、JIS B 1198頭付きスタッドを対象としており、個々の取得級に応じた「軸部径」と「溶接姿勢」の範囲毎に溶接技術者の技量を認定し、技術証明書を発行しています。
頭付きスタッド以外の製品(例えば異形棒鋼やねじ付きスタッド)を溶接する場合においても、その化学成分値がスタッド溶接用として適切で、なおかつ軸部径や溶接姿勢が当協会の資格範囲を満足する組み合わせであれば、溶接条件の調整などにより同等の溶接品質が得られると考えられますが、工事物件ごとの要求事項やスタッドの使用用途に応じ、個別に溶接品質確認試験を実施するケースもあります。
なお、近年では建築分野における異形棒鋼スタッドを用いた杭頭接合工法に、長尺の異形棒鋼スタッド(D13〜D25かつ長さ40d以上)が用いられますが、上記工法等では、当協会の「スタッド溶接技術検定試験」とは別に、その工法を運用・展開している、団体・研究会等で個別の資格認定制度を設けています。
アーク溶接等の業務に係る特別教育を受講しておく必要はありますか?
当協会のスタッド溶接技術検定試験の受験にあたり、労働安全衛生規則第36条第3号アーク特別教育の受講有無を受験条件とはしておりませんが、アークスタッド溶接は、労働安全衛生規則第36条第3号[アーク溶接機を用いて行う金属の溶接、溶断等(以下「アーク溶接等」という)の業務]の規定におけるアーク溶接の一種になります。
そのため、アーク溶接作業に従事される方は、労働安全衛生規則第36条第3号に揚げる「アーク溶接等の業務に係わる特別教育」を受けなければなりません。
また、労働安全衛生法第59条に事業者は、労働者に対して従事する業務に関する安全または衛生のための教育を行わなければならないことが明記されています。
詳しくは下記のサイトをご覧ください。
●労働安全衛生法第59条
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S47/S47HO057.html
●労働安全衛生規則第36条第3号
https://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-2/hor1-2-1-1h4-0.htm
用語説明
技術資格 |
技術証明書 溶接技能者の技量について、本規定の試験方法に従って試験した結果、試験に合格し検定委員会で資格が認定されたことの証明書。 |
技術検定試験 溶接の技量を確認し技術資格を認定するための試験で、基本級資格取得試験と専門級資格取得試験および更新試験に分けられる。 |
基本級資格取得試験 基本級の資格を取得するために受ける試験。 |
専門級資格取得試験 専門級の資格を取得するために受ける試験で、専門級(全姿勢)と専門級(太径)の2種類の試験がある。 |
専門級資格の同時受験 専門級の資格を取得または更新するために2種類の試験を同時に受験すること。 |
更新試験 技術資格の規定の期間が終了する(6年経過)以前に同資格を取り直す場合の試験。 |
継続手続 技術証明書の有効期限(3年経過)が近づいた時、その有効期間を規定により延長するために行う手続き。 |
検定委員 検定委員会から選任された者で、技術検定試験に立ち合い学科試験、実技試験の合否の判定を行う。 |
試験員 技術委員会から選任された者で、技術検定試験を運営する。 |
試験補助者 技術検定試験を円滑に進めるために試験片の準備・片づけを行う者で、1名選定することができる。 |
追試験 基本級資格取得試験において、実技試験の前に行う学科試験で不合格となった場合、6ヶ月以内であれば一回に限り検定料金の追加負担なしに受験できる試験。 |
再試験 実技試験において、外観試験、引張試験、曲げ試験で試験片が不合格となった場合に一回に限り再度行うことのできる試験。 |
判定 試験結果についてその合否などを決定すること。 |
認定 技量資格を付与することを承認すること。 |
定時試験 試験期日、実施方法等を決め公募によって行う技術検定試験。 |
臨時試験 定時試験以外に行う技術検定試験で、検定委員会で協議の上、試験期日、実施方法を決定します。 |
資格の失効 技術証明書の資格の効力を失うこと。 |
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